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【コラム】北朝鮮は中国の支持を失うのか?(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ほとんどの国は、ロケット発射が失敗に終われば、今後の計画に没頭したり、少なくとも何が問題かを分析したりする。 しかし北朝鮮はそうでない。 長距離ロケット「銀河3号」の発射が失敗すると、またすぐに新たな段階の挑発を準備しているようだ。 過去よりも威力が大きいと予想される新しい核実験だ。

北朝鮮が招待した西側記者の報道のおかげで、世界は「北朝鮮の科学者は食糧生産はきちんとできないが、大量破壊兵器を作るのには長けている」という点をしっかり目撃することになった。 おそらく3代世襲指導者の金正恩(キム・ジョンウン)の正統性を確立するのに必要だったため、北朝鮮がこれを世界に見せたようだ。 これまでテレビを通じて公開されたこの少年指導者の能力は、馬に乗ることができ、文字を読めるという程度しかなかった。

北朝鮮が米国と国際社会に組織的に挑発することに対し、アジアでは同情的な見解もあった。 しかし今はもうこうした時代が終わった。 国連安全保障理事会が4月16日、議長声明を全会一致で通過させた後、中国を含むどの国も北朝鮮の扱いに他国と隔たりを見せなかった。 特に中国はもう我慢しようとしていない。 ロケット発射準備過程で、北朝鮮は中国の発射中止要請を拒否したことが報道された。 中国は数世紀にわたって韓半島問題を扱った経験がある。 周辺の小国のうち中華帝国が最も扱いにくかったのが韓半島だった。 しかし要請がこのように侮辱的な拒絶を受けたことはなかった。


北朝鮮問題は中国が「もういい」と話す時、初めて解決するだろう。 その日が迫っているが、中国は対北朝鮮貿易・投資の増加という懸念される信号を送っている。 中国貿易・投資家はこの数年間、北朝鮮の長い貿易パートナーだった日本と韓国が国連経済制裁と北朝鮮の非妥協的な態度に対する国民の怒りで貿易を中断したおかげで、北朝鮮に進出することができた。 中国の対北朝鮮貿易規模は2005年の10億ドルから2011年には51億ドルに増えた。 いつもそうであったように、中国は北朝鮮から石炭をはじめとする原材料を輸入し、機械・消費財・石油製品を輸出している。



【コラム】北朝鮮は中国の支持を失うのか?(2)

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