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韓国軍、北朝鮮全域打撃可能な巡航ミサイル配置

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国国防部が韓国軍の弾道ミサイルや巡航ミサイルなど誘導武器の北朝鮮地域打撃能力を異例にも公開した。国防部は19日の記者会見で、40秒間の試演場面の映像を公開し、これらの武器の性能を紹介した。

国防部政策企画官のシン・ウォンシク所長は「弾道ミサイルは目標地の上空で子爆弾が分散し、分散した子爆弾が目標物を正確に打撃するため、弾道ミサイル1発で数十カ所のサッカー場を一気に撃破できる破壊力を持っている」と説明した。続いて「巡航ミサイルは数百キロ離れた窓の大きさの目標を正確に打撃できる、世界最高レベルの精密度を持つ」と説明した。

シン所長は「北側のすべての施設、装備、人員などを目標に私たちが必要とする時間に正確に打撃し、私たちが望む軍事的目的を達成することができる」と述べた。


誘導武器の打撃能力を異例に公開した背景について、シン・ウォンシク所長は「最近、北朝鮮のミサイル脅威に対し、一部の国民が憂慮している状況で、北朝鮮の挑発的な策動に対し、わが軍の正確な対応能力、動揺なく対処しているという点を国民に知らせようと公開することになった」と説明した。

しかし今回の公開は国民へのメッセージという見方もある。ある南北問題の専門家は「北朝鮮の太陽節行事に見せた新種ミサイルに対応し、私たちも報復打撃を加えられる自衛力を備えているという、対国民メッセージの性格が強い」と述べた。



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