金正恩(キム・ジョンウン)。
金正恩への権力世襲は権力掌握過程で金正日と比較される。金正日は1974年に後継者に内定した後23年間の後継者授業を経て97年に党総書記に上がった。これに対し金正恩は2008年の金正日の脳卒中以後に後継者に内定し、父親の急死で国家指導者の役割まで与えられることになった。国民大学のチョン・チャンヒョン兼任教授は、「金正恩が(総書記でなく)第1秘書を選んだのは若い年齢に対する負担が作用したとみられる。金正日を永遠の総書記とし父親の陰を活用することで実権を享受するものの政治的負担は減らすためのもの」と分析した。金正日が金日成を「永遠の主席」に掲げ遺訓統治をしたのと類似した「死者の統治」だ。
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