米国の圧力は2つの軸で進められている。一つは国連安全保障理事会などを通じた雰囲気の醸成だ。ライス国連米国大使は9日(現地時間)、CNN放送に出演し、「北朝鮮が(ロケット)発射を強行すれば孤立がさらに深刻になる」と警告した。特にライス大使は「北朝鮮の挑発行為は国連安保理決議など国際義務に違反する」とし「国連安保理を招集し、この問題について議論する」と述べた。安保理は議長国や理事国の要求があれば招集が可能だ。ちょうど4月の安保理の議長国は輪番制で米国だ。それだけに迅速に対応できる。安保理の招集は、北朝鮮がロケットを発射した当日となる見込みだ。
カーニー米大統領報道官も定例記者会見で、「私たちはこれまでと同じように、北朝鮮を孤立させて圧迫すると同時に、北朝鮮に対し、国際義務を遵守して国際社会に加わるべきだという点を明確に伝えるために努力する」と強調した。