北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党中央軍事委員会副委員長の妹の金ヨジョンが11日に予定された労働党代表者会に参加できる「党代表者」の資格を付与されたことがわかった。
北朝鮮専門メディアのデイリーNKが6日に報じたところによると、ある北朝鮮消息筋は「金ヨジョンは党員選挙ではなく、党代表者会準備委員会の推薦を通じて資格が付与された。先月末に全員一致で推薦され党中央委員会でこれを承認する形で処理された」と伝えた。
金ヨジョンが党代表者会で正確にどのような職位に就くかは確認されていない。保安や対外イメージ管理を考慮して職位を公開しない可能性も高いという。当初は党内での肩書を公開しない方向にした可能性も大きい。
金ヨジョンは1987年生まれ、25歳とされている。学歴や政治キャリアについてわかっていることはほとんどない。現在では若く経歴も不十分だが、今後の金正恩の立場から金ヨジョンの役割は多様になるとみられる。叔母に当たる金敬姫(キム・ギョンヒ)労働党軽工業部長の後を次いで家計管理を担当したり現地指導など重要保安分野に配置される可能性がある。
これまで金ヨジョンは時に金正日(キム・ジョンイル)総書記の現地指導に直接関わったという。デイリーNKによるとある高位脱北者は、「2008年に金正日が咸鏡北道(ハムギョンブクド)の造船連合企業所(清津造船所)を訪問する1号行事があったが、前日にサングラスをかけた長い髪の若い外国風の女性(金ヨジョン)がベンツに乗って現れ、工場を見回って消えた。そして翌日の行事が中止されたことがあった」と伝えた。
今後金ヨジョンの役割は金正日のそばであらゆる仕事を引き受け最高助力者として活動した金敬姫と類似していくものとみられる。金敬姫は軽工業部長のほかに労働党中央委員会政治局委員まで務めており、人民軍「大将」の階級を付け金正恩体制構築を先導している。
北朝鮮専門メディアのデイリーNKが6日に報じたところによると、ある北朝鮮消息筋は「金ヨジョンは党員選挙ではなく、党代表者会準備委員会の推薦を通じて資格が付与された。先月末に全員一致で推薦され党中央委員会でこれを承認する形で処理された」と伝えた。
金ヨジョンが党代表者会で正確にどのような職位に就くかは確認されていない。保安や対外イメージ管理を考慮して職位を公開しない可能性も高いという。当初は党内での肩書を公開しない方向にした可能性も大きい。
金ヨジョンは1987年生まれ、25歳とされている。学歴や政治キャリアについてわかっていることはほとんどない。現在では若く経歴も不十分だが、今後の金正恩の立場から金ヨジョンの役割は多様になるとみられる。叔母に当たる金敬姫(キム・ギョンヒ)労働党軽工業部長の後を次いで家計管理を担当したり現地指導など重要保安分野に配置される可能性がある。
これまで金ヨジョンは時に金正日(キム・ジョンイル)総書記の現地指導に直接関わったという。デイリーNKによるとある高位脱北者は、「2008年に金正日が咸鏡北道(ハムギョンブクド)の造船連合企業所(清津造船所)を訪問する1号行事があったが、前日にサングラスをかけた長い髪の若い外国風の女性(金ヨジョン)がベンツに乗って現れ、工場を見回って消えた。そして翌日の行事が中止されたことがあった」と伝えた。
今後金ヨジョンの役割は金正日のそばであらゆる仕事を引き受け最高助力者として活動した金敬姫と類似していくものとみられる。金敬姫は軽工業部長のほかに労働党中央委員会政治局委員まで務めており、人民軍「大将」の階級を付け金正恩体制構築を先導している。
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