サムスン電子が四半期基準で営業利益が6兆ウォン(約4500億円)に迫る実績を出した。高価スマートフォンの販売が増え、通信部門の実績が大幅に増えたためと考えられる。
サムスン電子は今年1-3月期、国内外事業場の実績を合わせた連結基準で、売上高45兆ウォン、営業利益5兆8000億ウォンと暫定集計されたと6日、明らかにした。前期に比べて売上高は4.9%減ったが、営業利益は9.4%増えた。前年同期比では売上高21.7%増、営業利益96.6%増となった。営業利益が1年で2倍に増えたのだ。営業利益は前期(5兆3000億ウォン)を大きく上回る過去最高。
特に、前期はハードディスクドライブ(HDD)事業部の売却代金7000億ウォンが利益に含まれたという点を考慮すると、今回の実績は市場の予想をはるかに上回る数値だ。実績の発表に先立ち、証券情報会社エフエヌガイドが韓国国内29証券会社が提示したサムスン電子1-3月期の営業利益予想値をまとめた結果、平均5兆1180億ウォンだった。
こうした実績に最も寄与したのはスマートフォン。証券会社アナリストらはサムスンが1-3月期、携帯電話を9500万台以上販売したと推定している。このうちスマートフォンは4200-4500万台。サムスンの携帯電話事業でスマートフォンが占める比率は昨年1-3月期は18%だったが、1年間で大きく増えた。サムスン電子の関係者は「一般携帯電話に比べてはるかに高価なスマートフォンの販売が増えたのが営業利益増加の一因」と話した。
特に発売から5カ月間で世界で500万台が売れた「ギャラクシーノート」の影響が大きい。ギャラクシーS、ギャラクシーS2が累積販売量2000万台を超えるベストセラーとなったのに続き、ギャラクシーノートまでが世界的にヒットし、規模の経済が実現されたという評価だ。指の代わりにペンを使用し、画面を5.3インチに拡大したギャラクシーノートは、従来のスマートフォンとは違う新しい市場を開拓したという評価を受けている。新しい革新製品に消費者が喜んで財布を開いたという分析だ。スマートフォンが属する通信部門の営業利益は3兆8000億ウォン以上と予想される。
半導体部門も善戦した。エルピーダが経営破綻してDRAM価格がやや上昇し、スマートフォン、タブレットPC用モバイル半導体とフラッシュメモリーの需要も増えたからだ。アナリストらは半導体部門で1兆5000億ウォン前後の営業利益が出ると推定している。テレビと白色家電部門は利益が5000億ウォン前後と予想され、ディスプレーパネル事業は黒字転換する見込みだ。
1-3月期は電子・情報技術(IT)業界の非需要期という点を考えると、4-6月期にも好実績が予想される。専門家らは、新しいスマートフォン「ギャラクシーS3」の発売、さらにロンドン夏季オリンピック特需、液晶画面(LCD)・半導体の需要回復で、売上高と営業利益の増加は続くと予想した。
サムスン電子は今年1-3月期、国内外事業場の実績を合わせた連結基準で、売上高45兆ウォン、営業利益5兆8000億ウォンと暫定集計されたと6日、明らかにした。前期に比べて売上高は4.9%減ったが、営業利益は9.4%増えた。前年同期比では売上高21.7%増、営業利益96.6%増となった。営業利益が1年で2倍に増えたのだ。営業利益は前期(5兆3000億ウォン)を大きく上回る過去最高。
特に、前期はハードディスクドライブ(HDD)事業部の売却代金7000億ウォンが利益に含まれたという点を考慮すると、今回の実績は市場の予想をはるかに上回る数値だ。実績の発表に先立ち、証券情報会社エフエヌガイドが韓国国内29証券会社が提示したサムスン電子1-3月期の営業利益予想値をまとめた結果、平均5兆1180億ウォンだった。
こうした実績に最も寄与したのはスマートフォン。証券会社アナリストらはサムスンが1-3月期、携帯電話を9500万台以上販売したと推定している。このうちスマートフォンは4200-4500万台。サムスンの携帯電話事業でスマートフォンが占める比率は昨年1-3月期は18%だったが、1年間で大きく増えた。サムスン電子の関係者は「一般携帯電話に比べてはるかに高価なスマートフォンの販売が増えたのが営業利益増加の一因」と話した。
特に発売から5カ月間で世界で500万台が売れた「ギャラクシーノート」の影響が大きい。ギャラクシーS、ギャラクシーS2が累積販売量2000万台を超えるベストセラーとなったのに続き、ギャラクシーノートまでが世界的にヒットし、規模の経済が実現されたという評価だ。指の代わりにペンを使用し、画面を5.3インチに拡大したギャラクシーノートは、従来のスマートフォンとは違う新しい市場を開拓したという評価を受けている。新しい革新製品に消費者が喜んで財布を開いたという分析だ。スマートフォンが属する通信部門の営業利益は3兆8000億ウォン以上と予想される。
半導体部門も善戦した。エルピーダが経営破綻してDRAM価格がやや上昇し、スマートフォン、タブレットPC用モバイル半導体とフラッシュメモリーの需要も増えたからだ。アナリストらは半導体部門で1兆5000億ウォン前後の営業利益が出ると推定している。テレビと白色家電部門は利益が5000億ウォン前後と予想され、ディスプレーパネル事業は黒字転換する見込みだ。
1-3月期は電子・情報技術(IT)業界の非需要期という点を考えると、4-6月期にも好実績が予想される。専門家らは、新しいスマートフォン「ギャラクシーS3」の発売、さらにロンドン夏季オリンピック特需、液晶画面(LCD)・半導体の需要回復で、売上高と営業利益の増加は続くと予想した。
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