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<野球>李大浩の長打力が低下…なぜ?

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

李大浩(イ・デホ、30、オリックス)。

李大浩(イ・デホ、30、オリックス)の大砲が静かだ。李大浩は日本プロ野球開幕後6試合(5日現在)に出場した。新しい環境で慣れない投手と対戦していることを考えると、成績はそれほど悪くない。打率2割6分1厘(23打数6安打)、3打点をマークしている。

問題は長打が出ていないという点だ。李大浩は6試合で本塁打どころか、二塁打以上の長打を1本も打っていない。このため長打率は打率と同じ2割6分1厘にとどまっている。チームが一発を期待して連れてきた外国人4番打者にとっては、負担となるしかない数字だ。

◇スイングメカニズムに異常なし、日本投手の制球力に苦戦


昨年までロッテで李大浩を指導したキム・ムグァンLG打撃コーチは「まだ適応する時期」と語った。キム打撃コーチは「投手がストライクゾーンを広く見て、打ちにくいボールを投げている。そのボールを忍耐強く打たなければならないので大変なはずだ」と説明した。

李大浩と対戦する投手は執拗に外角低めを攻めている。李大浩としては最も遠く感じるところだ。打っても内野ゴロとなるケースが多い。また、同じようなコースでも、ある時はボール、ある時はストライクと判定されるため、李大浩としても見逃してばかりはいられない。焦りを感じた李大浩はバットを出して、10回も内野ゴロに倒れている。現在まではフライになる打球がほとんど見られない。キム打撃コーチは「技術の問題ではない。忍耐力を持って乗り越えなければいけない」と話した。

◇過度な減量がマイナスか

減量が長打力の低下につながったという分析もある。李大浩は明らかにスリムになった。一塁手の守備でけがをするリスクを減らすために体重を15キロほど減らした。キム打撃コーチは「身体に変化があれば打撃にも間違いなく変化がある」と述べた。

李大浩が最も良かった時期は44本塁打を打った2010年。今よりはるかに体重は多かったが、スイングは水が流れるように滑らかだった。9試合連続ホームランもその年に出た。

現在は当時と全く違う体だ。李大浩本人は体が軽く感じるだろうが、筋力は落ちている可能性がある。キム打撃コーチは「一般の人も体重を減らせば力を出しにくいが、スポーツ選手はその影響がもっと大きい。ホームランは体重と関係している。同じ筋力でも体重が多ければ伝わる力も大きくなる」と話した。短期間での減量が長打力に影響を及ぼした可能性もあるという指摘だ。



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