韓国マクドナルドのニュートン代表は店員からアジア太平洋地域の役員になった。彼は「毎日の昼食はマクドナルドで解決する」と話した(写真=韓国マクドナルド)。
韓国マクドナルドのシーン・ニュートン代表がこう話した。彼は先月29日、ソウルの韓国マクドナルド本社で中央日報とインタビューし、「韓国マクドナルドは新概念サービスとインテリアでこの7年間毎年2けた成長を続けた。その秘訣を習いにマクドナルド本社と各国法人の最高級役員まで相次いで韓国を訪れている」と伝えた。
昨年米国本社のドン・トンプソン最高執行責任者(COO)が韓国を訪問したのが代表的な例だ。彼は7月に本社最高経営責任者(CEO)になることが決まった人物。トンプソン氏は当時ソウルや大邱(テグ)など韓国内9カ所の店舗を見て回った。特に米国にはない、「配達サービス」を基盤に韓国マクドナルドの売り上げが大きく増えたことに関心を持った。大邱では配達用のバイクに直接乗ってみることさえした。その後「韓国のサービスを学びなさい」と各国に伝えたことから昨年だけでオーストラリア、南アフリカなど各国から50人余りの役員が韓国を訪れた。
デザインの国フランスのマクドナルドも今年初めに韓国を訪れた。「ベバレッジセル」という、韓国で考案した飲料サーバーを見るためだ。炭酸飲料、コーヒー、デザート類を1台のサーバーでサービスできるようにした施設だ。フランスマクドナルドは「空間の利用効率を画期的に高めたデザイン」という反応を見せた。
ニュートン代表は「韓国で先行するサービスとデザインを出すことになったのは韓国の消費者が絶えず新しいものを要求するため」と話した。「より良いもの」を求める消費者の目線に合わせたら韓国マクドナルドが世界のマクドナルドの模範事例(best practice)になったという説明だ。
「世界のマクドナルドで韓国に学ぶ動きがブーム」(2)
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