気候が暖かくなり、梅を初めとして、サンシュユ、レンギョウ、桜、ツツジなど春の花々が一斉につぼみを開かせる。これら花々が咲く頃に春祭りが開かれ、祭りは開花の時期に従って徐々に北上していく。

梅祭りは全て終わったが、その後を黄色いサンシュユが続く。全羅南道求礼（チョルラナムド・クレ）の「サンシュユ祭り」は２５日に幕を下ろしたが、慶尚北道義城（キョンサンブクド・ウィソン）では、今週末にファンファーレが鳴り響く（３月３１日～４月１５日）。４月の初週には京畿道利川（キョンギド・イチョン）と楊平（ヤンピョン、それぞれ４月６～８日）にも同じくサンシュユ祭りが開催される。

次は春の花の代名詞、桜だ。今年で５０回目を迎える慶尚南道昌原（チャンウォン）の「鎭海軍港祭」は３月３１日の前夜祭を皮切りに４月１日から１０日間の日程で開かれる。花びらが雪のように舞い散る慶和（キョンファ）駅や余佐川（ヨジャチョン）の桜吹雪の風景は、年を重ねるごとにより一層華やかになっている。


十里桜通りで有名な慶尚南道河東（ハドン）の「花開市場桜祭り」や済州（チェジュ）の「王桜祭り」はそれぞれ４月６日、ソウルで桜を見物できるのは「漢江汝矣島春花祭り」、忠清南道公州（チュンチョンナムド・コンジュ）「鶏龍山桜文化祭」はその１週間後の４月１３日に開催される。