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シットコム「ハイキック3」、歴代最悪の視聴率で幕

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

歴代最悪の最終回視聴率で幕を引いたMBC(文化放送)の連続シットコム「ハイキック!短足の逆襲」。

“シットコムマエストロ”キム・ビョンウクPD(プロデューサー)が跪(ひざまず)いた。

29日、最終回が電波に乗ったMBC(文化放送)の連続シットコム「ハイキック!短足の逆襲」(以下、「ハイキック3」)は、全国視聴率9.9%(AGBニールセンメディアリサーチ)を記録し、寒々しい幕引きとなった。シーズン1の「思いっきりハイキック!」(18%)とシーズン2「明日に向かってハイキック」(22.4%)の最終回に比べると、歴代最悪の成績表を受け取ったことになる。

「ハイキック」はシーズン制で制作され、これまでチョン・イルウ、キム・ボム、シン・セギョン、チェ・ダニエルらが新しくスポットライトを浴びてスター誕生の登竜門と呼ばれていたが、今回は際立った話題を作り出すことができずに挫折した。なかでも1・2シーズンで主要俳優の死を描くなどサッド・エンディングで視聴者の衝撃を呼び込んだキムPDは、チャレンジ精神すら放棄して至極平凡な結末で「もしかして…」と思っていた視聴者に「やはり…」と失望だけを抱かせた。別れたパク・ハソンとソ・ジソクが再会し、ルワンダにボランティア活動へと旅立ったキム・ジウォンの姿など、視聴者が予想していた結末と大きく外れることはなかった。


放送後、インターネット掲示板には「一本のドラマのように、無味乾燥とした結末だった」「これではドラマなのかシットコムなのか区別ができない」「キム・ビョンウクPDもやはり視聴率の前では白旗を揚げたのか?」などの酷評が続いた。実際、放送業界内外では、中盤後半から急降下した視聴率のため、キムPD特有の演出力が力を失っているのではないかと心配する声も聞かれていた。





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