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JYPのパク・ジニョン、NYに韓流拠点となる韓国料理店をオープン

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

26日にニューヨークに正統韓国料理店「クリスタルベリ」をオープンしたJYPエンターテインメントのパク・ジニョン代表(中)。左は首席料理人のデービッド・シム、右はJYPフードのジュン・キム代表。

パク・ジニョン代表が直接作った水晶プレート。開発には総額3000万ウォンがかかったという。

「焼き肉を食べるたびに鉄板がまったく気に入らなかった。そこで3カ月間研究して鉄板を新たに作った」

アイドルグループのワンダーガールズ、2PM、2AMなどを率いるJYPエンターテインメントのパク・ジニョン代表が26日、ニューヨークのコリアタウンに近い36番街に正統高級韓国料理店「クリスタルベリ」をオープンした。彼は焼き肉用の鉄板を直接開発したほどに精魂を傾けた。

パク代表は「韓国料理店で肉を食べる時ととても時間がかかり、臭いが服につくため敬遠していた。水晶を削って作ったプレートに、煙が下に流れるようにし、肉を食べてもクラブに行くことができる」と説明した。この日のオープン行事にはワンダーガールズのソネとヘリムが参加して祝った。


――エンターテインメント事業をしながら韓国料理店を出した理由は。

「ニューヨークにK-POPブームが起き米国の友人が良い韓国料理店に連れていってくれと言われるがこれといった店がなかった。そこで韓流を拡散する拠点になるレストランを直接開くことにした。既存の鉄板は肉を焼く機能だけ強調したが、われわれはデザインにも気を遣った。気立ての良い太鼓腹のおじさんのイメージを鉄板に応用して面白さを加えた」

――どんなメニューを出すのか。

「韓国料理を高級化するとたいていフュージョン料理だが、われわれは正統韓国料理で勝負する。米国にミスター・チャウという高級中華料理店がある。私の友人でもあるチャウ氏は有名なインテリアデザイナーだが、中華料理が安物扱いを受けるのが無念で中華レストランチェーンを作った。伝統韓国料理もいくらでも高級メニューになれるということを見せたい。人工調味料は全く使わない」

――新たに開発した料理はあるか。

「チャドルバギ(牛バラ肉)ご飯がある。日本の寿司にインスピレーションを得た。おにぎりの上にチャドルバギを焼いてのせたメニューだ。冷たいご飯と暖かいチャドルバギが交わりひと味変わった味を楽しめるだろう。正統韓国料理の味を生かしながらも風変わりなメニューを開発している」

――韓流体験スペースもあるか。

「1階と2階のトイレの前にK-POPのビデオを楽しめる設備を置いた。そこに備えつけたヘッドホンも私が直接デザインしたものだ。並んでいる退屈な時間にK-POPを体験することができる。スモモを利用して私が開発したカクテルもある。名前も『JYPlum』と付けた。今後JYPエンターテインメント所属歌手の名前を取ったカクテルやメニューも検討している」

――今後の拡張計画は。

「ニューヨーク店を1年ほど運営し、まず補完すべき点から見つける考えだ。それから韓流ブームが激しく起きているロサンゼルス、北京と上海、東京に続きソウルまで6つの支店を出すつもりだ。単純な食堂ではなく韓流と韓国文化を体験できる空間を作るのが目標だ」



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