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【社説】世界の指導者が反対する北ロケット発射(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
中国の胡錦濤・国家主席は昨日、中国が北朝鮮のロケット発射計画に対して何度か懸念を伝え、中止を促してきたことを明らかにした。 また胡主席は韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領との会談で、ロケット発射を阻止するために緊密に協調することにした。 両首脳が韓半島の平和と6カ国協議再開に否定的な影響を及ぼすということに共感したということだ。 「血の同盟」の北朝鮮の肩を持つような立場を見せ続けてきた中国としては極めて異例だ。

09年の北朝鮮のロケット発射と核実験の後、国連安全保障理事会決議1874号が採択された当時、中国は安保理常任理事国の資格で加担した。 この決議の2項目は、北朝鮮のロケット発射を禁止している。 それが衛星発射であれ、ミサイル試験であれ、区別していない。 したがって「光明星3号」人工衛星を打ち上げるという北朝鮮の計画は、安保理決議を正面から違反するものだ。

胡主席が韓中首脳会談で北朝鮮への警告発言をしたのは、中国が賛成した安保理決議を正面から否定する北朝鮮の動きを阻止しなければならないという名分による行動だ。 さらに6カ国協議の主催国として、米朝間の2・29合意で6カ国協議再開の動きが出始めたところに、北朝鮮が冷や水を浴びせるのを黙過できないという意味でもある。


しかし北朝鮮に相当な物質的・外交的支援をしてきた中国の反対が、果たして北朝鮮を阻止できるかどうかは分からない。 北朝鮮が金日成(キム・イルソン)出生100周年を記念して、いわゆる「強盛大国」を始める行事として、ロケット発射を準備しているからだ。 実際に北朝鮮は最近、平安北道東倉里(トンチャンリ)に新設したロケット発射場の周辺にロケット部品を移し、組み立てに着手したと、軍情報当局は明らかにした。



【社説】世界の指導者が反対する北ロケット発射(2)

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