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DMZを初訪問したオバマ米大統領「北朝鮮、50年前を見るようだ」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
これに先立ちオバマ大統領は軍事境界線から25メートルの距離にある最前線「オーレット」監視哨所(OP)を訪問した。北朝鮮の韓国哨戒艦「天安(チョンアン)」爆沈から2年となる日を翌日に控え、DMZには強風が吹いていた。

オバマ大統領が双眼鏡で北朝鮮側を見る間、昼12時になり、北側からサイレンの音がかすかに聞こえてきた。金正日(キム・ジョンイル)死去100日目を迎えて、北朝鮮が全国に響かせたサイレンの音だった。

オバマ大統領は国連司令部所属のエドワード・テイラー中佐から北朝鮮事情を聞いた後、「最近ここで交戦はいつあったのか」「(近隣の北朝鮮地域で)人口が最も多い都市はどこか」と尋ねた。オバマ大統領が哨所にいた時間は10分間ほどだった。


オーレット哨所に向かう前は米軍ヘリコプターでキャンプボニファスへ行った。約50人の米軍将兵の前でオバマ大統領は「自由と繁栄という面で韓国と北朝鮮ほど対照的なところはない。皆さんは自由の最前線(freedom’s frontier)にいる」と強調した。また「韓国の李明博大統領が以前、私に対して、『自分が幼い頃、深刻な貧困から抜け出して成功できたのは、米軍の犠牲のおかげだった』という話をした」と紹介した。オバマ大統領は過去に2度訪韓しているが、DMZを訪れたのは今回が初めて。



DMZを初訪問したオバマ米大統領「北朝鮮、50年前を見るようだ」(1)

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