男性参加者が女性のカバンを持つのは女性に対する好感の表示と言える。マナーのある男性という印象を植え付けようとする下心とも言える。どの場合でも男性は女性より力が強いという性差別的固定観念が背景にあるとみなければならない。女性は男性が保護し守らなければならない弱者と見る男性優位的偏見でもある。ためらうことなくカバンを預ける女性も偏見から自由だとみるのは難しい。好意を無視する冷たい女性と映りたくなくての場合もあるだろうが少なくとも力を使うことでは男性が女性より強いと信じるためではないか。
ノルウェーの首都オスロで体格に合わない大型トランクを持って息を切らす女性を発見し、せっかく騎士道精神を発揮したが恥をかいたことがある。別に満足げなそぶりもなかったが、気にせず手伝おうとすると、すぐに断固として「ノー」と断るではないか。男女平等の天国の北欧では女性が先に求める前に男性がカバンを代わりに持とうとするのは礼儀ではないということを後で知った。痴漢と誤解される常だという。
ノルウェーの首都オスロで体格に合わない大型トランクを持って息を切らす女性を発見し、せっかく騎士道精神を発揮したが恥をかいたことがある。別に満足げなそぶりもなかったが、気にせず手伝おうとすると、すぐに断固として「ノー」と断るではないか。男女平等の天国の北欧では女性が先に求める前に男性がカバンを代わりに持とうとするのは礼儀ではないということを後で知った。痴漢と誤解される常だという。
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