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原子力安全国際協調に合意 ソウル原子力サミット開幕

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「福島原発事故を教訓に施設の安全強化に努力しよう」(ロジャー・ホズレー世界核セキュリティー機関事務総長)。

世界各国で原子力産業を主導する約200人が23日、ソウルに集まり、原子力の安全と安保のために協力することで合意した。26日に始まる2012核安全保障サミットの付帯行事として開かれた「ソウル原子力インダストリーサミット」の開幕式でだ。

出席者はこの日、「高濃縮ウランの使用減」「原子力敏感情報の保安」「福島後の安保と安全の連係」をテーマに議論した後、共同合意文を採択した。合意文では、地域・国際協力を通じて、原子力の安全と核安保文化の拡散に努力することを強調した。また危険性が高い高濃縮ウランの使用を減らすための研究開発(R&D)協力を強化することで合意した。


今回の行事で組織委員長を務めた金鍾信(キム・ジョンシン)韓国水力原子力社長は記者会見で、「原子力は安全性が最も重要だ」とし「原子力従事者が一つの共同運命体と考え、安全関連情報を100%交換しなければならない」と強調した。古里(コリ)輪原子力発電所の停電事故については「世界の専門家を動員して確実な対策を用意する」と述べた。

行事には金滉植(キム・ファンシク)国務総理、洪錫禹(ホン・ソクウ)知識経済部長官、ジョン・リーチ世界原子力協会(WNA)事務総長、マービン・ファーテル米国原子力協会(NEI)会長、服部拓也日本原子力産業会議(JAIF)理事長らが出席した。ルーク・オルセル仏アレバ最高経営責任者(CEO)、孫勤中国国営核工業集団工事社長、ヘルムート・エンゲルブレヒト英ユレンコ社長ら世界原子力産業界の首長も出席した。



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