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韓米、弾道ミサイル射程距離800-1000キロへ延長を協議

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国と米国は北朝鮮の長距離ミサイル脅威に対応し、韓国軍のミサイル射程距離を800-1000キロに増やすことを具体的に協議する計画という。

韓国政府消息筋は22日、「韓米は北朝鮮の進展した長距離ミサイル脅威への対応を用意するということに共感し、具体的な対策を講じている」と述べた。これを受け、来月ワシントンで開かれる韓米安保政策構想(SPI)会議で、現在300キロ以内に制限された韓国軍のミサイル射程距離の延長について協議が行われる見込みだ。

別の政府消息筋は「韓半島全域を射程圏内に置こうとすれば、射程距離を少なくとも1000キロまで延長しなければならないが、中国やロシアの反発などを考慮し、やや減らさなければならないだろう」と話した。


1979年に初めて制定された後、01年に改定されたミサイル指針は、韓国弾道ミサイルの射程距離を300キロ、弾頭重量を500キロに制限している。このため、北朝鮮の長距離弾道ミサイルと比較して、ミサイル戦力の不均衡問題が提起されてきた。

この指針が改定された場合、軍は射程距離800キロ以上の弾道ミサイルは6カ月以内、1000キロ以上の弾道ミサイルは1、2年以内に開発できるという。

キム・ミンソク国防部報道官は「韓米両国は北朝鮮の長距離ミサイル脅威への対策を講じるという点に共感している」と述べた。これに先立ち李明博(イ・ミョンバク)大統領は国内外メディアの共同インタビューで、韓国のミサイル射程距離に関し、「適切な射程距離が必要」と明らかにした。

一方、軍当局は弾道ミサイルの空白を補完するため射程距離500-1000キロの「玄武3」系列の巡航ミサイルを開発し、陸軍誘導弾司令部に実戦配備している。



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