韓国・日本・中国３カ国間の投資保障協定交渉が妥結したと、外交通商部通商交渉本部が２２日、明らかにした。

外交通商部は「３カ国代表が２１日に中国・北京で開かれた会議で交渉を終え、協定文に仮署名した」とし「公式署名に必要な国内手続きを早期に完了することで合意した」と発表した。

韓日中投資保障協定が３カ国間の最初の経済分野協定として締結されれば、３カ国間の投資増進のほか、韓国企業の国外投資に大きく寄与するはずだと、通商交渉本部は期待を表した。これを受け、早ければ上半期中に交渉開始が予想される韓日中自由貿易協定（ＦＴＡ）にも弾みがつく見込みだ。


協定交渉が最終妥結したことで、３カ国首脳は５月に中国で開かれる韓日中首脳会談で投資保障協定を正式締結する予定だ。０７年３月に交渉が始まった投資保障協定は、昨年、韓日中ＦＴＡ交渉開始のための３カ国産官学共同研究が終了したのを契機に議論が進み、交渉開始５年で妥結することになった。