検察の調査でプロ野球八百長容疑を認めた元ＬＧ投手のパク・ヒョンジュン（２６）とキム・ソンヒョン（２３）が韓国野球界から永久追放される。 韓国野球委員会（ＫＢＯ）が両選手を刑事処罰と関係なく永久失格にできるよう関連規定を改めたからだ。

両選手は現在、まだ刑事処罰を受けていないため、野球活動停止制裁を受けている。 永久失格になった場合、韓国国内では選手・指導者を含め、野球と関連したいかなる活動もできなくなり、米国・日本・台湾のプロ野球でもプレーできなくなる。

ＫＢＯは１３日、ソウル道谷洞（ドゴクドン）野球会館で理事会を開き、▽八百長関与者に対する無寛容原則▽八百長常時モニターリング体制の構築▽申告者に対する褒賞・処罰減免制の導入▽予防教育および自浄活動の強化－－など、公正かつ透明なスポーツ環境を醸成するための案を議決した。


ＫＢＯはひとまず裁判所の判決後、賞罰委員会を開き、両選手を失格にするかどうかを決定するという立場だが、永久失格処分は避けられない見込みだ。 サッカーやバレーボールなどで不正行為関与選手が永久失格になった前例があるうえ、ＫＢＯを管理・監督する文化体育観光部も不正行為関与者に対する無寛容原則を徹底的に適用すると明らかにしたからだ。

複数のＫＢＯ関係者は「裁判所の判決に関係なく、パク・ヒョンジュンとキム・ソンヒョンの永久失格はすでに決定したも同然」と口をそろえた。

両選手は永久失格処分を受けても、メキシコや豪州などＫＢＯと協約を結んでいない国ではプレーできる。