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<サッカー>韓国、“永遠のライバル”日本を避け、“宿敵”イランと激突へ…W杯アジア最終予選

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
‘永遠のライバル’日本は避けた。その代わりに‘宿敵’イランにぶつかる。

9日にマレーシア・クアラルンプールで行われた2014ブラジルワールドカップ(W杯)アジア最終予選の組み合わせ抽選で、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング30位の韓国はイラン(51位)、ウズベキスタン(67位)、カタール(88位)、レバノン(124位)と同じA組に入った。

イランとは縁が深い。韓国は1996年から2011年まで5回連続でアジアカップ準々決勝でイランと対戦している。2010南アフリカW杯最終予選でも対戦した。当時は2度とも朴智星(パク・チソン、マンチェスター・ユナイテッド)が得点し、1-1で引き分けている。


イランとの歴代成績は25戦9勝9敗7分けと互角だ。最近では、2010年9月にソウルで行われた親善試合で0-1で敗れたが、2011年1月のアジアカップ準決勝では延長戦の末、ユン・ビッカラム(城南)のゴールで1-0で勝っている。

イラン遠征は準備を徹底的にしなければならない。韓国からイラン・テヘランまでの飛行距離は6569キロ。フライト時間だけで往復16時間を超える。イランは首都テヘランが1200メートルの高地であるため、試合には負担が伴う。韓国は歴代イラン遠征で2敗2分けと一度も勝っていない。

イラン代表の監督はマンUのアシスタントコーチを務めたカルロス・ケイロス(ポルトガル)。欧州組のMFジャバド・ネクナム(オサスナ)、FWアシュカン・デヤガー(ヴォルフスブルク)らがイラン代表の主軸だ。

韓国代表チームのチェ・ガンヒ監督は組み合わせ抽選の後、「イランと対戦することになったが、中東遠征はみんな同じ。どう準備するかが重要だ」と述べた。

金鋳城(キム・ジュソン)サッカー協会事務総長は「最高の組み合わせだとみている。イラン遠征は2試合が続く6月ではなく、1試合だけする10月に配分され、きちんと準備できる」と述べた。

ウズベキスタン、カタール、レバノンはそれほど難しくない相手だ。韓国は‘ウズベクキラー’だ。最近の8試合(7勝1分け)で負けていない。先月25日に行われたチェ・ガンヒ監督のAマッチデビュー戦でも4-2で勝った。

カタールとレバノンも韓国よりも戦力が落ちる。レバノンには3次予選のアウェーで1-2で敗れているが、当時の韓国代表は最高戦力でなかった。きちんと復讐する機会をつかんだ。

韓国代表は6月8日、アウェーのカタール戦で最終予選をスタートする。アジアに与えられたW杯チケットは4.5枚。各組1、2位の4チームがW杯本大会に直行する。A、B組3位同士の対戦で勝ったチームが南米予選5位の国と最後の1枚をかけて大陸間プレーオフを行う。

◇専門家が見た組み分け抽選結果

▽許丁茂(ホ・ジョンム)仁川監督(南アフリカW杯代表監督)=全体的に悪くない。日本が相手でもイランが相手でも手ごわいのは同じだ。イラン戦はアウェーが高地で行われるので大変だ。ウズベキスタンとカタールは戦力がやや劣る。レバノンは3次予選で敗れたものの、完全な戦力で対戦すれば負けるチームではない。

▽申台竜(シン・テヨン)城南監督=悪くない組み合わせだ。最も負担になる日本を避けた。イランのほうがいい。中東アウェーは厳しいだろうが、コンディションをうまく調整すれば十分に勝っていけるだろう。

▽イ・ヨンスKBS解説委員=悪くない組み合わせのようだ。日本はコンフェデレーションズカップ参加で日程が有利になるため、イランがよりよいと思っていた。もちろん最終予選まで残った4チームはすべて手ごわい。イランはアジアで最もやりづらい相手の一つだ。カタールは自国で開催する2022年W杯まで体系的に準備中だ。

◇2014ブラジルW杯最終予選A組の日程

2012年6月3日=ウズベクvsイラン、レバノンvsカタール

6月8日=カタールvs韓国、レバノンvsウズベク

6月12日=韓国vsレバノン、イランvsカタール

9月11日=ウズベクvs韓国、レバノンvsイラン

10月16日=イランvs韓国、カタールvsウズベク

2013年3月26日=韓国vsカタール、ウズベクvsレバノン

6月4日=レバノンvs韓国、カタールvsイラン

6月11日=韓国vsウズベク、イランvsレバノン

6月18日=韓国vsイラン、ウズベクvsカタール



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