サムスン電子が、アップルが自社のユーザーインターフェース（ＵＩ）関連特許を侵害したとし韓国の裁判所に追加訴訟を起こした。

サムスン電子は６日、ソウル中央地裁にアップルのスマートフォン「ｉＰｈｏｎｅ４Ｓ」とタブレットＰＣ「ｉＰａｄ２」が自社ＵＩ特許３件を侵害したとして追加提訴した。画面を分割して利用者がどんな種類のデータを検索するのかを表示する方法▽機器を回転するとＵＩ表示方法を変える方法▽ショートメッセージ（ＳＭＳ）と写真を表示する方法に関する特許だ。

一方、ダウジョーンズなど一部外信は７日、アップルがサムスン電子とモトローラに機器１台当たり販売価格の１～２．５％水準のロイヤルティーを出す条件で自社特許をライセンスすることを要求したと報道した。サムスン電子のシン・ジョンギュン無線事業部長（社長）は事実可否を尋ねる質問に「違う」と否定した。