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現代電気自動車「アイオニック」 ジュネーブモータショーでデビュー

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

1、フォードが欧州市場向けに開発した小型車「B-MAX」。燃費が良く、二酸化炭素の排出が少ない。2、現代電気自動車コンセプトカー「アイオニック(i-oniq)」。外部電源の使用が可能な充電装置とエンジンを搭載している。3、写真=トヨタの小型ハイブリッド車「ヤリス」(日本名:ヴィッツ)。技術力の優位を立証した。

「未来へドライブ」。6日(現地時間)にスイス・ジュネーブのパレクスポ展示場で開幕する「2012ジュネーブモーターショー」のテーマだ。ジュネーブモーターショーが今回の展示で見せた未来はエコカーの世界。

00年代に入ってからこうしたテーマが続いているが、今年のモーターショーではその雰囲気が強まった。量産車メーカーがないスイスで開催されるため、他のモーターショーに比べて集中度が落ちるという評価を受けているからだ。そのためか、今年のジュネーブモーターショーは世界的な産業デザイナー、フィリップ・スタルク氏がデザインした電気自動車を準備した。

スタルク氏は「子どものおもちゃのように非常にシンプルで4つの車輪とハンドルだけがある電気自動車が私が提案する新しい代案」と未来の自動車を定義した。


◇電気自動車とハイブリッド車=ほとんどすべての企業が電気自動車やハイブリッド車のようなエコカーを出す。欧州市場でますます強化されている二酸化炭素排出量基準に基づき、積極的に市場シェアを確保するという戦略だ。

最も目を引くのは現代車の電気自動車コンセプトカー「アイオニック」。電気モードだけで運転する場合は最大120キロ、電気モーターとガソリンエンジンを同時に使う場合は最大700キロほど走行できる。

世界市場でハイブリッド車技術をリードするトヨタも小型ハイブリッド車「ヤリス・ハイブリッド」を出す。5ドアハッチバックスタイルで1.5Lガソリンエンジンとニッケル水素(NiMH)バッテリーを搭載した。

日産インフィニティは初めて電気自動車スポーツカーコンセプトカーを通して、環境と運転の楽しさを生かした車種を出すという目標だ。

◇多様化するSUV=ベントレー、ランボルギーニなど欧州の高級車ブランドがスポーツ用多目的車(SUV)を世界で初めて公開する。ポルシェが出したSUV「カイエン」が、欧州や中国・ロシアの富裕層の間で注目を集めたのが影響した。

今回のモーターショーでランボルギーニは高性能クーペ型SUVを初めて公開する。85年から軍納用SUV「LM002」を製造し、93年に生産を打ち切って以来2度目だ。ベントレーもSUVコンセプトカーを出す。



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