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<サッカー>韓国W杯代表チーム、日本の専門家はこう見る

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
日本のサッカー専門家らが韓国代表チームに愛情を込めて助言を残した。長いあいだ韓国代表チームを専門的に取材してきた在日同胞サッカーコラムニストのシン・ムグァン氏(41)、ハ・ジョンギ氏(30)、そしてフジテレビの吉見正ディレクター(53)だ。3人は先月29日に行われた韓国-クウェートのブラジルワールドカップ(W杯)アジア3次予選最終戦を現場で観戦した。

3人は「韓国サッカー代表は昨年初めに開催されたアジアカップ後、緩やかに下降線を描いている。東アジアサッカーの柱である韓国が一日も早く本来の調子を取り戻すことを望む」と口をそろえた。

シン・ムグァン氏は「指揮官が趙広来(チョ・グァンレ)前監督からチェ・ガンヒ監督に変わった後、代表チームのプレーがやや単純になった感じがある」と述べた。また「チェ・ガンヒ監督体制で行った2試合を振り返ると、過去に比べて選手たちのポジションチェンジがはっきりと減っている」とし「ポジションチェンジはうまく使えば相手の守備をかく乱できるが、逆の場合は自ら混乱を招くこともある。チェ監督が戦術を徹底的に‘安定’の方向に定めたようだ」と話した。


ハ・ジョンギ氏は「重要な試合という考えがあまりにも強かったのか、韓国選手は全体的に緊張しているように見えた」とし「前半は危ない場面が多かったが、後半に入ってプレーがよくなり、韓国サッカー特有の底力を見せた」と評価した。

韓国サッカーに関するドキュメンタリーを制作するため訪韓した吉見氏は「最近の韓国の試合では攻撃-中盤-守備の間隔があまりにも広くなる場面がよく見られる。このため前半は危機が続いた」と指摘した。

3人の専門家は共通して朴主永(パク・ジュヨン、27、アーセナル)のポジションと役割の再確立が必要だという意見を出した。シン氏は「クウェート戦で朴主永はハーフライン付近まで下りてプレーした。しかし朴主永はこういう役割に慣れていない選手」と話した。ハ氏と吉見氏も「李東国と朴主永は動きが重なるなど呼吸が合っていなかった」と指摘した。



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