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サムスン電子「特許戦争、アップルとの妥協はない」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

サムスン電子の申宗均(シン・ジョンギュン)無線事業部社長(56)

サムスン電子の申宗均(シン・ジョンギュン)無線事業部社長(56)が26日、バルセロナ現地の記者懇談会で、アップルとの特許訴訟について「(アップルとは)これといった妥協の余地はない。 われわれが持つすべての力を動員して事業を守り、過去よりも積極的に特許に対応をしている。今後もそうしていくだろう」と述べた。 サムスンは昨年からアップルと世界およそ10カ国で30件ほどの法廷攻防を繰り広げている。

サムスン側のこうした姿勢は、もうこれ以上「ファストフォロワー(迅速な追随者)」にとどまらないという自信に基づいている。 サムスンには「ペンを使うスマート機器」というカテゴリーを生み出した「ノート」があるということだ。 昨年10月に発売した5.3インチのスマートフォン「ギャラクシーノート」は、これまで世界で200万台が売れた。今年末までに1000万台以上の販売を目標にしている。 今回のモバイルワールドコングレス(MWC)で、サムスンはタブレットPCのギャラクシータブ10.1にギャラクシーノートのSペンを組み合わせた新製品「ギャラクシーノート10.1」を公開した。

申社長はこの日、「スマートフォン、タブレット、ノートのスマート3種を前面に出し、今年は世界で3億8000万台の携帯電話を販売する」という目標を提示した。 昨年の3億3000万台より5000万台多い。 スマートフォンは2億台が目標だ。 ノートシリーズが定着し、2000万台が売れた「ギャラクシーS2」の後続作「ギャラクシーS3」が出てくれば不可能ではない、というのが申社長の判断だ。 申社長は「昨年、携帯電話の販売額でノキアを抜いたのに続き、今年は携帯電話の販売量でもノキアを上回るだろう」と述べた。


一方、申社長は近くクアッドコアスマートフォンがモバイル機器の新しいトレンドになると予想した。 クアッドコアとは、中央処理処置(CPU)に核心演算装置のコアが4つ搭載されたものをいう。 申社長は「クアッドコアが出てくれば、インターネットとマルチメディアをスマートフォンとタブレットPCから制限なく使えるようになるだろう」と話した。



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