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中国、脱北者強制送還反対の韓国議員にビザ発給拒否

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
脱北者強制送還に反対しながら中国大使館の前で1週間前から断食闘争をしている朴宣映(パク・ソンヨン)自由先進党議員に対し、中国政府が中国訪問ビザの発給を拒否した。このため27日から2泊3日の日程で中国を訪問する予定だった朴議員は出国できなくなった。

朴議員は北京の韓国大使館で脱北者問題に関する業務報告を受けるため、秘書官ら2人とともに13日、中国大使館にビザを申請していた。中国は過去にも韓国と敏感な懸案が浮上した際、韓国の国会議員に対するビザ発給を何度か拒否している。しかし担当常任委(外交通商統一委員会)の国会議員が在外公館の業務報告を受けるために申請したビザを拒否したのは今回が初めて。

朴議員はこの日、「正常な手続きを踏んで申請したビザが何の説明もなく拒否され、理由を把握している」とし「23日には外交通商部から『中国大使館を説得している』という話を聞いて安心していたが、思いがけない結果に当惑している」と明らかにした。


一方、韓国国会はこの日、本会議を開き、脱北者強制送還中断要求決議案を議決した。在籍議員156人のうち賛成154人、棄権2人で可決された。この決議案は、中国政府の脱北者強制送還を糾弾し、難民地位協約の遵守を要求する内容だ。



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