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中国公安が男性脱北者を丸刈りに…地獄の図們収容所(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
3度にわたり脱北を図った末に2005年に韓国入りしたリュ・ソンジャさん(47、仮名)も2002年にここで1カ月ほど月抑留された。この間ずっと強制送還の恐怖に苦しめられた。また、ここの公安は男性脱北者を全員丸刈りにするなど囚人のように扱ったという。中国公安が北への送還日を決めると北朝鮮保衛部の職員3人が豆満江を渡ってきて引き渡されたという

リュさんは「延吉で捕まえられた人が100人に達するまで待って北へ送還した。今回早く北へ送還されたとすればそれだけ抑留された脱北者の数が多いという証拠だ」と話した。彼女は、「最近北へ送還された脱北者は必ず一罰百戒を受けることになる。公開処刑は確実のため北への送還を防がなければならない」と話した。

図們から北への送還に劣らず中国各地の収容所で広がっている脱北者の人権じゅうりんも深刻だ。リュさんは図們に移送される前に監禁され拷問された延吉収容所の記憶を思い浮かべ涙を流した。彼女は、「死ぬ直前まで拷問された後で死刑宣告と変わらない自白書に拇印を押せという」と話した。「韓国行きを試みた」という自白書だ。これを根拠に中国公安は脱北者らを「不法越境者」に分類し北へ送還させるのだ。


延吉収容所で脱北者を取り調べる中国公安は大部分が朝鮮族出身だ。彼らは韓国語を使って脱北者らを角材で容赦なく殴ったという。持ちこたえると電気こん棒で膝を叩いた。がっしりした男でもその場でうめき声をあげて転がったとリュさんは話した。彼女は、「北に置いてきた息子2人のためにどうにか生きなければならない」という考えで耐えたという。

一方、拉致被害者家族会のチェ・ソンヨン代表は、「20日に中国各地から図們辺境管理所に集められ北への送還を待機中の脱北者は56人で、彼らは28~29日に北へ送還される予定だ」と話した。





中国公安が男性脱北者を丸刈りに…地獄の図們収容所(1)

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