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中国公安が男性脱北者を丸刈りに…地獄の図們収容所(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

中国吉林省図們にある脱北者収容所「図們辺境管理所」。塀は鉄条網で囲まれ、2つの建物の間に監視塔が見える。脱北者のリュ・ソンジャさんが2002年に収容されたのは左側の建物。右側の建物は収容施設が狭くその後に新築された。図們収容所は北へ送還される脱北者を受け入れる所として知られる。

中国吉林省図們市。豆満江(トゥマンガン)を渡れば北朝鮮だ。ここの辺境管理所は中国北東地域で逮捕された脱北者が北へ送還される前に通る最後の関門だ。最近中国の延吉で逮捕された脱北者9人もここに移送され北へ送還されたという。

2010年に韓国入りした脱北者のチェ・ジュヒョクさん(25、仮名)は、2002年に図們に3カ月間収容された。咸鏡北道(ハムギョンブクド)出身の彼は24日、本紙とのインタビューで脱北→逮捕→送還→強制労働→再脱北の過程を紹介した。彼は14歳の時に両親と弟を飢饉で失った。母のいとこが延辺にいるという話を聞いて国境を越え、中国公安に捕まり図們に移送されたという。

彼は図們で韓国行きを試みて捕まった17人の脱北者一行と同じ部屋に収容された。高齢の男性から少女まで多様だったが、全員ベトナムに行き逮捕され、拷問の末に韓国行きを自白したと話した。彼らは「われわれは引き渡されれば死ぬ」とし、恐怖で夜ごと泣いていたという。


その後チェさんは再脱北して逮捕され、咸鏡北道の収容所で3年を過ごした。彼は「飢えのあまり人糞をくんで運び肥え桶にはまって死ぬ人も見た」と話した。彼は「杭に縛られ頭から連続で7~8発を撃つ公開処刑は最もぞっとする刑罰だ。それでも北で生きるとよりは良いから命をかけ脱北を試みる」と話した。





中国公安が男性脱北者を丸刈りに…地獄の図們収容所(2)

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