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朝米協議に進展あった…6カ国協議再開に進む可能性も

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
米国のデービース北朝鮮担当特別代表は24日、北京で北朝鮮の金桂寛(キム・ケグァン)外務次官と2日間の朝米協議を終えた後、宿舎のウェスティンホテルに戻り、「私たちは多少進展した」(made a littele bit of progress)と述べた。

しかしデービース代表は「これからそれ(進展)について評価をしなければいけない。突破口(breakthrough)という言葉は言い過ぎなので、誰もその言葉は使用しないことを望む」と明らかにした。追加会談の日程については、朝米ニューヨークチャンネルを通して協議すると伝えた。

またデービース代表は「外交というのは時々、成果を出そうとすれば時間が多少かかる」と話した。これに関しワシントンポスト(WP)は「デービース代表がゆっくり(対話を)進行すれば、北朝鮮が喜んで武器と食糧を交換するというヒントを与えた」と解釈した。韓国政府の関係者は「これまで反対方向を見ていた朝米が同じ方向ではないが、似た方向を見ているようだ」と語った。


朝米協議を前後して米中、朝中、日中間の協議も行われ、注目されている。デービース代表は24日午前、北京の米国大使館で金桂寛外務次官と会談した後、中国の6カ国協議首席代表である武大偉韓半島事務特別代表と昼食を一緒にした。金桂寛次官もこの日晩、武大偉代表と夕食を取り、6カ国協議の再開に向けた立場を調整した。武代表は23日には日本の6カ国協議首席代表の杉山晋輔外務省アジア大洋州局長と会談した。デービース代表は25日から韓日両国を順に訪問し、今回の朝米対話の結果について説明する予定だ。ロシアが抜けたものの、6カ国協議を彷彿させる。

北京外交専門家らは、今回の協議の最大争点である北朝鮮のウラン濃縮プログラム(UEP)中止と国際原子力機関(IAEA)視察団復帰、大量破壊兵器(WMD)試験中止のうち、一部に対して北朝鮮が前向きな態度を見せたと分析している。特に北朝鮮が米国の栄養支援に対し、UEP中止に進展した案を出した可能性もある。

双方が対話を継続する場合、6カ国協議再開のための段階的な手続きを踏む可能性が高いという分析も出てくる。北朝鮮の韓成烈(ハン・ソンリョル)国連次席大使がニューヨークから飛んできて、会談の全過程を金桂寛外務次官と協議した点も前向きに解釈される。



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