昨年8月1日。知識経済部は7月の貿易収支黒字が72億ドルで過去最大になったと発表した。以前の記録は前年6月の68億ドルだった。しかし半月後に発表された関税庁の確定値で、7月の黒字は63億ドルに修正された。これで終わらなかった。その後、何度か修正され、結局47億ドルまで縮小した。最初の発表より25億ドル(約2兆8000億ウォン)も減り、‘過去最大記録’も空念仏に終わった。
昨年12月の「過去最大の月間輸出」も消えた。当初発表された輸出額は497億ドルだったが、その後477億ドルに修正された。この過程で貿易黒字も40億ドルから23億ドルに減った。関税庁の関係者は「12月の修正幅が大きかったのは、ある企業が輸出額10億ウォンを10億ドルと誤って記載して申告したのが後になって訂正されたため」と釈明した。
このように輸出入統計が大幅に修正されるケースは少なくない。昨年、貿易収支の黒字が最初に発表された数値より10億ドル以上減った月は、7月、12月のほか、4月(15億ドル)、6月(14億ドル)と4カ月もあった。このため、こうした差が単なる誤りではなく、不完全な統計を急いで発表する構造に起因しているという指摘が出ている。
韓国の貿易収支「過去最大記録」は空念仏…なぜ?(2)
昨年12月の「過去最大の月間輸出」も消えた。当初発表された輸出額は497億ドルだったが、その後477億ドルに修正された。この過程で貿易黒字も40億ドルから23億ドルに減った。関税庁の関係者は「12月の修正幅が大きかったのは、ある企業が輸出額10億ウォンを10億ドルと誤って記載して申告したのが後になって訂正されたため」と釈明した。
このように輸出入統計が大幅に修正されるケースは少なくない。昨年、貿易収支の黒字が最初に発表された数値より10億ドル以上減った月は、7月、12月のほか、4月(15億ドル)、6月(14億ドル)と4カ月もあった。このため、こうした差が単なる誤りではなく、不完全な統計を急いで発表する構造に起因しているという指摘が出ている。
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