韓国政府、国連人権理事会で脱北者問題を提起へ

2012.02.21 11:14

韓国政府が中国の脱北者強制送還を防ぐため、国連人権理事会で脱北者問題を公式提起することにしたと、韓国メディアが報じた。

外交部当局者は２１日、「２７日から４週間開かれる国連人権理事会で、難民協約と拷問防止協約に基づく脱北者強制送還禁止原則を提起する考え」とし「中国を特定して問題を提起するかどうかはまだ決まっていない」と伝えた。

外交部は１９日、中国に拘束された脱北者の強制送還の動きと関連し、中国側に難民関連国際協約の遵守を促し、韓中間の外交摩擦につながる可能性も出てきている。