①李舜臣(イ・スンシン)広場に設置された世界地図造形物。太平洋が「Pacific」ではなく「Prcific」と誤って表記されている。②麗水空港の庁舎案内板。約束場所の「場」ではなく「張」と誤って表記されている。また、レンタカーのハングルの綴りも誤っている。③麗水エキスポ駅の看板。ハングルで「エキスポ」と書かれているところは漢字で「博覧会」と表記されなければならず、中国語では「駅」は鲁(へんは「立」、つくりは「占」)と表示されなければならない。
ここから車で30分ほど離れた栗村面(ユルチョンミョン)の麗水空港。空港庁舎1階のエスカレーターのそばに設置された案内板に「約束張所」という漢字表記が目に入った。約束場所の「場」が「張」と誤って書かれているのだ。
麗水世界博覧会の開幕が81日後に迫ったが、観光案内システムで少なからず問題点が表れている。特に、博覧会の外国人のうち80%にのぼると予想される漢字文化圏の観光客のための道路表示板や観光案内表記では、相次いで誤字が見つかっている。案内表示板も不足している。麗水エキスポ駅は昨年10月に駅名を変更したが、看板と案内板の漢字表記に「エキスポ」というハングルをそのまま書き込み、中国人観光客からあきれた目で見られている。
湖南(ホナム)大学中国語科のソン・ワンイ教授は「ハングルを知らない外国人のために漢字を表記しているのに、漢字とハングルを一緒に書くのは矛盾」とし「固有名詞や漢字表記は外国人が理解できるように書かなければいけない」と述べた。
これに対し、KORAIL(韓国鉄道公社)駅運営処のイム首席次長は「外来語のエキスポの漢字語がなく、KORAILの駅名表記基準に基づいて駅名をそのまま使った」と説明した。
また、案内板もほとんどハングルやハングル・英語混用だけで、中国人・日本人観光客の不便が予想される。博覧会期間に麗水を訪れる中国人と日本人はそれぞれ25万人、15万人と、外国人全体(55万人)の73%にのぼる見込みだ。
麗水市は博覧会までに市内の交通表示板1500枚のうち297枚を取り替える。しかしほとんどが従来の表示板に博覧会場の位置と方向を追加した水準だ。
鎮南館(ジンナムグァン)や向日庵(ヒャンイルアム)など主要観光地でも外国人のための配慮は見られない。遺跡地の歴史的な意味や案内はほとんどハングルだけで紹介されていて、博覧会の主な客である中国人・日本人は理解できない。固定案内板の設置が難しいなら、臨時案内板でも立ててこそ、外国人の観光の便宜を高められる。
都心公園や観光地の各種案内板の誤記や施設の故障も問題だ。李舜臣広場の地面に設置された世界地図には、太平洋が「Pacific」ではなく「Prcific」と表記されていて、市民の抗議が相次ぎ、15日に修正された。
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