ネパール・ナグレバレ地域のタマン族の住民。
韓国とドイツの赤十字はネパール赤十字とともに、この村で2009年初めから「飲み水・衛生および栄養プログラム」を始めた。赤十字は過去3年間、61の水道施設を設置し、飲み水を得るために1時間ほど歩かなければならない不便さを解消させた。村の住民たちは、貴重な水道施設を子供たちが壊さないようにと鉄網を巻きつけた(写真)。水道の付近で会ったスナタ・タマンさん(44、女性)は「きれいな水とトイレが設置され、近いところで水を思うように使えて本当にうれしく、感謝している」と言いながら明るい笑顔を見せた。つい3年前までは、やまのふもとの閑散としたところを共同トイレにして用を足していた。雨が降れば人糞があふれ出し、水が汚染されて伝染病もよく発生した。今は家ごとにトイレが設置され、水因性疾病が激減し、住民の健康状態も良くなった。
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