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「歴史知ってこそ正しい教育」…小中学校教師に韓国史義務付け

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
来年から韓国史能力検定試験3級以上の資格証明がなければ初等・中等教師任用試験に受験できなくなる。教師が歴史を正しく知ってこそ学生たちに正しい教育が可能だという趣旨からだ。3級は正常に高校を卒業すれば取れる水準だ。また、任用試験では客観式(選択式)試験が消える。

教育科学技術部は14日、こうした内容を盛り込んだ「教師新規採用制度改善案」を発表した。これによると任用試験は番号を選ぶ客観式の代わりに回答を文字で書いて出す「書答型」に出題方式が変わる。初等教師は今年から、中等教師は来年から適用される。これまで客観式の出題方式のため教員大学・師範大学で関連科目の授業が任用試験への対応中心に運営され授業がおろそかになるという指摘があった。

校内暴力など多様な状況に対する問題解決能力を評価するため教職適性を測定する深層面接も強化される。また、今年から教員大学・師範大学の入学生選抜で性格と適性の評価比率が高まる。


◆韓国史能力検定試験=韓国史大衆化のため2006年11月に導入された。国史編纂委員会が主管し年4回実施される。受験者は1・2級(大卒以上水準),3・4級(高卒水準)、5・6級(入門過程)別に選択し試験を受ける。



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