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韓国プロ野球でも八百長誘惑…現役投手「ブローカーの誘いを拒否」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国プロ野球団ネクセン・ヒーローズの投手ムン・ソンヒョン(21)。

韓国プロ野球にも八百長の誘惑があったことが初めて確認された。八百長波紋がプロスポーツ全体に広がる様相だ。

ソウルを本拠地とするプロ野球団ネクセン・ヒーローズの投手ムン・ソンヒョン(21)は14日、「2010年に違法賭博サイトに雇用されたブローカーから八百長の話を受けたことがある」と球団関係者に申告した。しかしムン・ソンヒョンは「すぐに断った」と話した。

大邱(テグ)地検が13日、プロバレーボールの八百長ブローカーK(28)から「プロ野球でも八百長が行われていると聞いている」という供述を受けた翌日のことだ。


また大邱地検は同日、プロバレーボールの八百長ブローカーC(29、拘束)から、昨年ソウルを本拠地とする2球団の投手が故意に四球を出す形で八百長に加担した、という供述を確保した。

野球では特定選手が勝敗または得点に直接影響を及ぼすのは難しい。しかし瞬間的な小さなプレーには操作が介入する可能性がある。一部の違法ベッティングサイトでは、投手の1回の初球がストライクかボールか、または四球かどうかをベッティングしたりもする。

プロ野球のある関係者は14日、「試合中におかしな感じがした時があった。ある投手は初球にストライクゾーンから大きく外れるボールを投げることが多かった。2、3のチームの数人の投手に見られた」と話した。

八百長疑惑がプロ野球に広まり、韓国野球委員会(KBO)は対策の準備に着手した。ヤン・ヘヨンKBO事務総長は「各球団に徹底的に内部調査をさせる」と述べた。



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