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米国の韓食放送、視聴者80%は他の人種

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

米PBS TVの韓国料理放送を進行するキャサリン・チェ氏。

‘韓食伝道師’趙太権(チョ・テグォン)光州窯グループ会長(64)が10日、米ロサンゼルス(LA)コリアタウンのオックスフォードパレスホテルで、PBS TVの韓国料理放送を進行するキャサリン・チェ氏(写真)に会い、1時間ほど対話した。

チェ氏はプロデューサーの夫エリック・ミケルソン氏と「キャサリンのコリアンキッチン」(Kathlyn’s Korean Kitchen)という料理番組を制作し、PBSで放送している。 08年から始まり、現在「シーズン3」がPBSとインターネットテレビで放送されている。 最近、13編からなる「シーズン4」の制作に入っている。 チェ氏は放送に一緒に出演中のシェフと一緒に趙太権会長が主催した「LA韓食夕食会」にも招待された。

趙会長はチェ氏との出会いについて「有意義な時間だった。 多くの話を交わした」と語った。チェ氏も「光栄だった。 趙会長がつくる韓国的な食器や伝統焼酎を放送に活用することについても意見を交わした」と伝えた。


チェ氏は「幼いころから母から韓食を習うのが好きだった。夫がクッキングショーを一度制作してみようと提案し、『コリアンキッチン』を通して名前が知られるようになった」と話した。 チェ氏は「韓国人2、3世もよく見ているが、視聴者の80%以上が他の人種」と紹介した。

チェ氏は韓食のグローバル化の可能性について「韓食はもう世界的な食べ物になっている。 専門レストランの料理人も韓食料理に関心を持ち、オリジナルレシピーを持つことを望んでいる」と伝えた。 チェ氏は「高級化を追求する趙会長の韓食グローバル化も一つの方法だが、自分は一般の消費者が負担なく楽しめる韓食を知らせるのに力を注ぐ」と話した。

この日の講演に参加した人たちは味と品格を兼ね備えた料理に感嘆した。 また「韓食も今は価格競争でなく文化が込められた高級化を通して価値競争をするべき」という趙会長の主張に共感を表した。

食品関連コンサルティング会社の関係者は「韓食には韓国の良い姿が込められた食器を使用するべきだという趙会長の話が気に入った」と語った。 カリフォルニア州マリエータで日本料理店を経営しているチョ・ギョンジャさんは「日本料理店をしながらも、常に体に合わない服を着ているような感じだった」とし「趙会長の講演を聞いて韓食事業に対する自信が生じた」と話した。



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