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「世界の半分が月1回だけ食べても…韓食グローバル化は大事業」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

趙太権(チョ・テグォン)光州窯会長(64)。

「韓食グローバル化は大きな事業だ。 2030年までに世界の中産階級人口の半分である10億人を韓食人口として、この人たちが1カ月に1回だけ食べるとしても、1年には120億人分の韓食が売れることになる。 一食当たりの平均単価を20ドルとして、市場規模は2400億ドルになる。 韓食グローバル化を単なる‘食堂商売’レベルの概念で理解してはいけない」。

韓食伝道師の趙太権(チョ・テグォン)光州窯グループ会長(64)が今度は米ロサンゼルスで「韓食夕食会」を開いた。趙会長は10日、LAコリアタウンのアロマセンター5階のバンケットホールで、韓国人社会のオピニオンリーダー約50人を招待した。 趙会長は07年10月にサンフランシスコ・ナパバレーで絶賛を受けた食膳をそのまま再現した。

刺し身のサラダをはじめ、ロブスター、モチ炒め、三色チョン、白キムチを添えた牛ひれ肉、鶏肉の粥などコース料理が美しい食器で提供された。 料理が変わる度に韓国産米で作られた蒸留式焼酎が度数別に登場した。 趙会長はこの日午前、オックスフォードパレスホテルで、LA飲食業界の関係者など約200人が出席した中、「韓食グローバル化:20億の世界人のための食膳」というテーマで1時間ほど講演した。 この日、一日中「韓食グローバル化」を説破した趙会長に韓食の可能性について尋ねた。


--韓食に対する愛情と熱情が格別だ。

「韓食グローバル化は単に飲食品を売ろうというものではない。 飲食は文化だ。 食器と飲食、酒が一つになった私たちの伝統をブランド化し、高付加価値を創出しようということだ」

--具体的にどんなモデルをいうのか。

「昨年4月に英国ではウィリアム王子とキャサリン妃のロイヤルウェディングがあった。 テレビに映ったパーティー場の姿は贅沢の極致だった。 しかし人々は2人の超豪華ウェディングを批判しなかった。 世界20億人が視聴したというロイヤルウェディングは英国文化の真髄として映った。 パーティー場で見られた料理やドレス、ケーキ、食器などは最も英国的なものであり、世界の人々はうらやましく感じていた。 こうした最も英国的なものが世界的な文化商品として売れる。 韓食のグローバル化が目指すのもこういうものだ」

--どうすればこうした飲食文化を作れるのか。

「富裕層と権力者、名声を持つ者が率先する必要がある。 大企業が安いチキンを売ってはならない。 大企業は鶏を売るとしても高価なものを作って売らなければいけない。 そうしてこそ有機栽培職材料をつくる仕事も増え、内需が活性化する。 また高級飲食を作り出せば富裕層が消費してあげるべきだ。 そうすることで高級文化が大衆文化を率いて、大衆文化はまた高級文化を後押しするという循環的な発展が形成される」



「世界の半分が月1回だけ食べても…韓食グローバル化は大事業」(2)

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