日本の明仁天皇が18日に緊急心臓手術を受けることになった。
宮内庁は12日、「11日に東京大学付属病院に入院して精密検査をした結果、1年前に見つかった冠状動脈の狭さくが進行しており、18日に心臓バイパス手術をすることにした」と明らかにした。天皇本人も手術に積極的に同意したという。
バイパス手術は心臓に血液を供給する冠状動脈が詰まっており、この血管のそばに一種の迂回路を作るもの。冠状動脈狭さくが激しくなれば狭心症、心筋梗塞につながる恐れがある。宮内庁は「(血管が)詰まって狭くなった2カ所は動脈が曲がっている部分で、血管内に管を挿入する手術では困難だと判断した」と説明した。
これに伴い、12日に退院した天皇は17日ごろに再入院し東京大学付属病院と順天堂大学付属病院の合同医療チームの執刀の下で全身麻酔をして胸部を開く手術をする。天皇は2003年1月に前立腺がん摘出手術を受けたことがある。
宮内庁の金沢一郎皇室医務主管はこの日、「それほど懸念するほどの手術ではなく、(手術後)テニスなど運動もできるだろう」と話した。ただ、日本国内では国を代表する象徴的存在の天皇の心臓にメスを入れることに対する懸念も高まっている。
宮内庁は12日、「11日に東京大学付属病院に入院して精密検査をした結果、1年前に見つかった冠状動脈の狭さくが進行しており、18日に心臓バイパス手術をすることにした」と明らかにした。天皇本人も手術に積極的に同意したという。
バイパス手術は心臓に血液を供給する冠状動脈が詰まっており、この血管のそばに一種の迂回路を作るもの。冠状動脈狭さくが激しくなれば狭心症、心筋梗塞につながる恐れがある。宮内庁は「(血管が)詰まって狭くなった2カ所は動脈が曲がっている部分で、血管内に管を挿入する手術では困難だと判断した」と説明した。
これに伴い、12日に退院した天皇は17日ごろに再入院し東京大学付属病院と順天堂大学付属病院の合同医療チームの執刀の下で全身麻酔をして胸部を開く手術をする。天皇は2003年1月に前立腺がん摘出手術を受けたことがある。
宮内庁の金沢一郎皇室医務主管はこの日、「それほど懸念するほどの手術ではなく、(手術後)テニスなど運動もできるだろう」と話した。ただ、日本国内では国を代表する象徴的存在の天皇の心臓にメスを入れることに対する懸念も高まっている。
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