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【社説】八百長を招く違法賭博を根絶すべき

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
お金の誘惑でスポーツ精神が失われつつある。 プロサッカーの八百長に続き、プロバレーボールでも記録・点数操作事件が摘発された。 プロバレーボールVリーグの試合中にこうした操作行為に加担して金を受け取った容疑(国民体育振興法違反)でプロバレーボール団KEPCO所属の元・現職選手と、これら選手を利用してスポーツ賭博サイトで金を稼いだブローカーが検察に拘束された。 こうした八百長はスポーツの根幹をつぶす犯罪である同時に、ファンに対する裏切りだ。 意外性と不確実性で「脚本のないドラマ」を演出するスポーツに操作と談合が入り込めば、スポーツ精神もファンの感動もすべて消える。 スポーツスターに憧れを抱いて成長する青少年に与える衝撃も大きい。 スポーツには絶対に偽りが介入してはならない。

スポーツファンはすでに醜悪な八百長の末路を目撃している。 一部のプロサッカー選手が金で買収されて勝負を操作し、ぞろぞろと捕まって有罪判決を受けた。 暴力組織に引き込まれた若い選手2人は気の毒にもこの世を去ることになった。 隣国の日本では選手が八百長に関与したという理由で国技の相撲が存廃の岐路に立たされた。

こういうことを目撃しながらもスポーツ界でまた八百長が発生したというのは衝撃だ。 二度とこういうことが起きないように強力な対策を設けなければならない。 関連スポーツ団体・チームは一罰百戒で関係者を厳重に懲戒し、二度とコートが汚れないようにするべきだ。 選手に対するスポーツマンシップ教育も必要だ。 司法当局が徹底した捜査ですべての真実を明らかにするのはもちろんだ。


同時に当局はこうした不正行為を助長する違法賭博サイトを強力に取り締まる必要がある。 射倖行為をそそのかしながらお金でスポーツ関係者を犯罪の道に誘惑した違法賭博関係者は、法が許す最高刑で処罰しなければならない。



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