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“韓国人初の金メダル”孫基禎の月桂冠が文化財に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

1936年第11回ベルリン五輪マラソンで優勝した孫基禎(ソン・ギジョン)選手に授与された月桂冠(左)と金メダル。

日章旗をつけて走らなければならなかった植民地朝鮮のマラソンランナーは、世界新記録(2時間29分19秒)を更新して月桂冠をかぶりながらも、肩を落としていた。

孫基禎誕生100周年となる今年、孫基禎(ソン・ギジョン、1912-2002)が1936年の第11回ベルリンオリンピック(五輪)マラソンで優勝した当時の月桂冠と金メダル、賞状が文化財として登録される。

文化財庁は9日、これら遺物を近代文化財として登録を予告した。 韓国人で初めて五輪金メダルを獲得したという体育史、民族史的価値を評価したのだ。 国立中央博物館が寄贈を受けて所蔵している「古代ギリシャ青銅兜」(宝物904号)を含め、ベルリン五輪優勝関連の遺物はすべて文化財になる。


孫選手が優勝記念に受けたいわゆる「孫基禎兜」は優勝当時、孫選手に伝えられず、ベルリン博物館で保管され、半世紀が過ぎた1986年に韓国に入ってきた。

また五輪歴史上、大韓民国が初めて出場し、「KOREA」と太極旗(韓国の国旗)を知らせた第14回ロンドン五輪(1948年)関連遺物も文化財となる。 ロンドン五輪代表団の参加経費を準備するため1947年12月1日に発行した「第14回ロンドン五輪後援券」は韓国最初の宝くじ。 韓国代表選手団がロンドンに持っていった長さ150センチのペナント(三角旗)、ロンドン五輪韓国代表チームの顧問資格で参加したイ・ウォンスン(1890-1993)の「旅行証明書」と「代表団ユニホーム」も含まれた.

これら遺物は30日間の予告期間と審議を経て文化財に登録される。



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