#30年後に時価総額200兆円は妄想? そういう自信で事業すべき
昨年6月25日の第30回定期株主総会で、ついに「ソフトバンク新30年ビジョン」を発表した。 「深く感動した」という人もいたが、「具体的な内容が一つもない妄想」という非難も激しかった。 30年後に時価総額200兆円の企業に成長するとは、法螺を吹くのもいい加減にしろということだ。
無理もない。200兆円とは、現在のマイクロソフトの10倍で、30年間にわたり毎年15.5%ずつ成長しなければならない。 私は余裕を持ってこう語った。
「史記には『燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや』という言葉があります。 小人物には大人物の志は分からないというものです。 要するにこれは‘計算法の問題’です。 これは本気です」
生意気だといわれてもかまわない。 目標達成は可能だ。 ただ、いい加減な姿勢ではだめだ。 幸い、株主総会で発表した09年の売上高はよかった。 営業利益は日本3位。 ソフトバンクは一つさらに飛躍した。
【特集】<創刊企画>日本IT界の神話、孫正義「志高く」
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無理もない。200兆円とは、現在のマイクロソフトの10倍で、30年間にわたり毎年15.5%ずつ成長しなければならない。 私は余裕を持ってこう語った。
「史記には『燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや』という言葉があります。 小人物には大人物の志は分からないというものです。 要するにこれは‘計算法の問題’です。 これは本気です」
生意気だといわれてもかまわない。 目標達成は可能だ。 ただ、いい加減な姿勢ではだめだ。 幸い、株主総会で発表した09年の売上高はよかった。 営業利益は日本3位。 ソフトバンクは一つさらに飛躍した。
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