－－「自分の現在のサッカー人生を試合に例えてほしい」という質問に、朴智星（パク・チソン、マンＵ）は「後半２０分、３－０でリードしている」と答え、金南一（キム・ナムイル、仁川）は「前後半９０分を終え、延長戦でリードを許している」と話した。 鄭大世選手はどうか。

「後半１５分、０－５で負けている。 私の周囲の日本代表や韓国代表に大きく後れをとっている。 しかし今回の移籍で少し差を狭めたと思っている。 なんとか０－２程度に点差を縮めたようだ」

－－朴智星が２０１０年１月に韓国代表を引退したが、どう思うか。 朴智星が抜けて韓国サッカーが危機を迎えたという声が多い。


「予選を突破するのは決してやさしいことではない。 ３次予選とはいえ、アジアの強豪の韓国代表でもやや厳しい時期があるかもしれない。 朴智星選手の引退のためだと考えることもできるが、サッカーは一人でするスポーツではない。 一人の責任で試合が負けるものでもなく、決勝ゴールを決めてもその選手のおかげだと言うことはできない。 韓国もチームが一丸となれば必ず好成績を残すだろう。 韓国選手のクォリティーは間違いなくアジアトップクラスだ。 朴智星選手は韓国スポーツ界を越えて政治的な面でも大きな影響を与えている。 そういう意味でも私も尊敬していて、目標にしている。 朴智星選手は代表チームでも大いに活躍したと思うので、サッカー人生の余生を楽しんでほしいと思う」

－－ポスト朴智星は誰だと思うか。

「ボルトンでプレーしている李青竜（イ・チョンヨン）選手。 イングランドプレミアリーグで活躍し、クォリティーも高い。 車ドゥリ（チャ・ドゥリ、セルティック）選手も非常に素晴らしい」

－－最終目標は。 イングランドやスペインなどビッグリーグでプレーしたい気持ちは。

「欧州チャンピオンズリーグで決勝に進出したい。 それはどのチームに所属しているかは関係ない。 しかしやはり目標は、子どもの頃からの夢だったイングランドプレミアリーグでプレーすることだ」



＜サッカー＞“人民ルーニー”鄭大世「韓国はクウェートに３－０以上で勝つ」（１）