“人民ルーニー”と呼ばれる北朝鮮サッカー代表のストライカー鄭大世(チョン・テセ、28、FCケルン)。 彼の人生は境界を行き来する。 祖父の故郷は慶尚北道義城(キョンサンブクド・ウィソン)だが、日本で生まれた彼は今、北朝鮮代表のストライカーとしてプレーしている。 日本と韓国と北朝鮮の境界で生きてきた彼は現在、ヨーロッパに生活の拠点を広めている。 2010年南アフリカワールドカップ(W杯)で北朝鮮の国歌を聞いて涙を流した熱血青年は、大会を終えた後、独ブンデスリーガ2部リーグのボーフム(ドイツ)に進出した。 そして1年6カ月で1部リーグのケルンにスカウトされた。
絶えず発展を繰り返している北朝鮮のストライカーに、日刊スポーツが電子メールを通して単独インタビューをした。 鄭大世はツイッターには日本語で書いているが、インタビューの応答はハングルで送ってきた。
--ケルン入団おめでとう。
「今は試合に出ることだけを考えている。 練習で積極的にアピールしている」
--北朝鮮代表は2014年ブラジルワールドカップ(W杯)アジア最終予選進出を逃した。
「非常に悔しい。 ブラジルに行けなくなったので、次のW杯まで6年も待たなければいけない。 失望感は今よりもアジア最終予選中に大きくなりそうだ」
--韓国がレバノンに敗れた。 どう思うか。
「ニュースで見たが、韓国代表チームがいろいろな問題を抱えていると聞いた。 レバノン戦に敗れたことを聞いて非常に驚いた。 予想できない結果だった。 しかしメディアもファンも必要以上のプレッシャーを選手に与えると、むしろ副作用が生じる可能性が高い。 韓国のサッカーファンの皆さん、韓国代表チームに大きな声援をお願いします!!」
--韓国が2月29日にクウェートと対戦する。 負ければ脱落するかもしれない。
「私は難なく突破すると思う。 クウェートは中東の強豪だと思わない。 中東の特徴的なサッカーをするチームでもない。 クォリティーの差もあり、スキもたくさんある。 韓国が3-0以上で勝つと予想している。 韓国はフィジカル、スピード、創意性で世界トップレベルにある。 試合をする時も本当に嫌な相手だった。 私たち朝鮮が守備サッカーでかなり苦しめたが、越えることはできなかった」
<サッカー>“人民ルーニー”鄭大世「韓国はクウェートに3-0以上で勝つ」(2)
絶えず発展を繰り返している北朝鮮のストライカーに、日刊スポーツが電子メールを通して単独インタビューをした。 鄭大世はツイッターには日本語で書いているが、インタビューの応答はハングルで送ってきた。
--ケルン入団おめでとう。
「今は試合に出ることだけを考えている。 練習で積極的にアピールしている」
--北朝鮮代表は2014年ブラジルワールドカップ(W杯)アジア最終予選進出を逃した。
「非常に悔しい。 ブラジルに行けなくなったので、次のW杯まで6年も待たなければいけない。 失望感は今よりもアジア最終予選中に大きくなりそうだ」
--韓国がレバノンに敗れた。 どう思うか。
「ニュースで見たが、韓国代表チームがいろいろな問題を抱えていると聞いた。 レバノン戦に敗れたことを聞いて非常に驚いた。 予想できない結果だった。 しかしメディアもファンも必要以上のプレッシャーを選手に与えると、むしろ副作用が生じる可能性が高い。 韓国のサッカーファンの皆さん、韓国代表チームに大きな声援をお願いします!!」
--韓国が2月29日にクウェートと対戦する。 負ければ脱落するかもしれない。
「私は難なく突破すると思う。 クウェートは中東の強豪だと思わない。 中東の特徴的なサッカーをするチームでもない。 クォリティーの差もあり、スキもたくさんある。 韓国が3-0以上で勝つと予想している。 韓国はフィジカル、スピード、創意性で世界トップレベルにある。 試合をする時も本当に嫌な相手だった。 私たち朝鮮が守備サッカーでかなり苦しめたが、越えることはできなかった」
<サッカー>“人民ルーニー”鄭大世「韓国はクウェートに3-0以上で勝つ」(2)
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