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日本の“経営の神様”が訪韓「米国式の成果主義は使わない」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
稲盛会長は27歳の1959年に京セラを創業し、世界100大企業に育てた。 84年には通信企業の第二電電(現KDDI)を設立し、日本2位の通信企業に成長させた。 78歳だった2010年には、日本政府の要請で経営難に陥った国籍航空会社JALの会長に無報酬で就任した。 同社は1年で歴代最大規模の黒字に転じた。 稲盛会長は「53年前に吹けば飛ぶような中小企業から出発し、このように巨大な企業グループを経営できるようになったのは、中小企業を経営して体得した経営原則を忠実に守ったため」と述べた。

稲盛会長はこの日、1時間半の講演に続き、鄭雲燦(チョン・ウンチャン)同伴成長委員長、金在哲)(キム・ジェチョル)東遠グループ会長と対談した。 2人が質問し、稲盛会長が答えた。

--(大企業が)従来の業務とは関係がない分野に経営を広めることについてどう思うか。


「会社を発展させようとすれば、他の分野に広めるしかない。 しかしこれには大義名分が必要となる。 私が通信業に進出する前、日本の通信市場は独占状態だったため料金が高かった。 正しい競争で料金を下げるという名分があった」

--企業の目的は何か。

「会社はオーナーのために働くところではない。 従業員みんなが幸せのために集まったところだ。 経営の本当の目的は、経営者の利益や技術者の夢を実現するところではなく、従業員と家族の生活を守り、信頼を与えるところだ」

--海外でも成果主義を導入しなければ、不満の声が出てくるのでは。

「自分は能力があるから多くの給料を受けるべきだという人たちに‘満足’を知るべきだと言いたい。 行き過ぎた欲は破滅につながるしかない。 その代わり、京セラの現地経営陣は外部から連れてくるケースがない。 現場で一つずつ上がってきた人をCEOの席に座らせる」



日本の“経営の神様”が訪韓「米国式の成果主義は使わない」(1)

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