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韓国陸軍主力戦車の核心技術が米国に流出

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国陸軍の戦車「K1A1」。

韓国陸軍の主力戦車「K1A1」の核心技術が海外に流出した。耐久性評価を担当した韓国機械研究院の責任研究員の仕業だった。

防衛事業庁と大田(テジョン)地検が30日に明らかにしたところによると、機械研究院の責任研究員は2010年に、韓国の地形に合わせ設計したK1A1の変速機ステアリングの設計図を米国の企業に渡した。責任研究員は自ら機械製造会社を設立した後、公金流用などで5億ウォン以上の不当な利得を得た容疑(防衛事業法違反および特定経済犯罪加重処罰法上背任)を受けている。

検察関係者は、「責任研究員がK1A1の耐久性評価のために提供された設計図を米国の企業に渡した。米国企業の要請があったのか、責任研究員が自発的に渡したものかを確認している」と話した。責任研究員が米国の企業から金を受け取ったのかは確認されていない。防衛事業庁関係者は、「2010年6月から昨年4月までK1A1戦車の耐久性評価を第三の機関で実施せよという監査院の決定により機械研究院に評価を依頼した。正確な評価のために設計図を提供した」と明らかにした。責任研究員は当時耐久性評価を担当するセンター長を務めていた。当局は責任研究員が防衛事業庁から提供された設計図を米国側に渡したとみている。


K1A1戦車は1980年代に韓国企業がドイツ企業などと技術提携して製造した韓国陸軍の主力戦車だ。

防衛事業庁は米国企業がドイツの変速機技術を確保するために責任研究員を通じて設計図入手を試みたものとみている。



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