昨年の欧州財政危機にもかかわらず、ウォン安は前年に比べて小幅にとどまり、変動率も縮小したことが分かった。
韓国銀行(韓銀)によると、昨年末の韓国ウォンは1ドル=1151.8ウォンで、前年比17ウォン(1.5%)のウォン安ドル高にとどまった。世界金融市場の不安定で、日本円と中国人民元を除いたほとんどの通貨が米ドルに対して値下がりしたことを考えれば、かなりの善戦といえる。
韓国ウォンの変動性も縮小した。2010年の為替レートの前日比平均変動率(1ドル当たり)は0.6%で、G20国・15通貨のうち4番目に高かった。しかし昨年は0.51%で、8番目となった。ユーロ(0.55%)よりも変動率が低かった。
韓銀は資料で「韓国経済のファンダメンタルズが堅調な中、資本流出入変動緩和策の導入、日本・中国との通貨スワップ規模拡大などで外部衝撃に対する対応能力が高まったため」と分析した。
韓国銀行(韓銀)によると、昨年末の韓国ウォンは1ドル=1151.8ウォンで、前年比17ウォン(1.5%)のウォン安ドル高にとどまった。世界金融市場の不安定で、日本円と中国人民元を除いたほとんどの通貨が米ドルに対して値下がりしたことを考えれば、かなりの善戦といえる。
韓国ウォンの変動性も縮小した。2010年の為替レートの前日比平均変動率(1ドル当たり)は0.6%で、G20国・15通貨のうち4番目に高かった。しかし昨年は0.51%で、8番目となった。ユーロ(0.55%)よりも変動率が低かった。
韓銀は資料で「韓国経済のファンダメンタルズが堅調な中、資本流出入変動緩和策の導入、日本・中国との通貨スワップ規模拡大などで外部衝撃に対する対応能力が高まったため」と分析した。
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