韓国の西北島嶼防衛司令部（司令官イ・ホヨン中将）が２６日午前、今年初めてとなる海上射撃訓練を実施する。

軍関係者は「海霧に覆われるなど気象が悪化しないかぎり、２６日にペクリョン島や延坪島（ヨンピョンド）など西北島嶼地域で射撃訓練を実施する予定」とし「村の放送で該当地域の住民に射撃計画を通知した」と伝えた。

今回の射撃訓練は昨年１２月１２日以来およそ１カ月ぶりで、金正日（キム・ジョンイル）総書記の死去（１２月１７日）後は初めてとなる。


今回の射撃訓練にはペクリョン島と延坪島に配置されているＫ－９自走砲をはじめ、１３０ミリ多連装砲「九龍」やバルカン砲など１０余種の武器が動員される。

軍関係者は「西北島嶼地域の部隊は年間計画に基づいて周期的に射撃訓練を実施してきた。今回の訓練も戦闘力維持のための訓練の一環」と説明した。しかし北朝鮮は２０１０年１１月２３日、韓国軍の射撃訓練を理由に延坪島攻撃を敢行したため、北朝鮮の対応が注目される。