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【コラム】韓国人を苦しめて外国人を助けるのか(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ソウル明洞(ミョンドン)を一緒に歩いている時、友達に必ず見せたいものがあった。 「外国人専用(Foreigners Only)」と書かれたタクシーだった。 韓国人の友人は衝撃を受けていた。 私も初めてこのタクシーを見た時、こういうコンセプトが存在するということ自体にショックを受けた。 読者には次のような状況を想像してほしい。 職場で大変な一日を終えての帰り道、雨も降っている。 ようやくタクシーを拾ったが、タクシーの運転手にこう言われる。 「申し訳ございませんが、このタクシーは外国人しか乗れません」。運転手が融通をきかせてくれることを望むだろう。

悲しくも、こういう奇異なことはタクシー以外にもある。 韓国人を苦しめることで外国人により多く奉仕できるという考え方だ。 「外国人専用」と指定されたIBK企業銀行の梨泰院(イテウォン)支店もそうだ。 韓国人顧客はお断りだ。

外国語で発行される韓国の新聞は時々、ソウル市が外国人居住者の便宜を図るためにどれほど努力しているかを紹介している。 記事を見ると、韓国政府や関連機関はあらゆる種類の可能なサービスを英語で提供しようと大変な苦労している。 韓国人には提供されないような長い説明をする。 私が韓国人なら怒りを感じそうだ。


腹立たしいことはまだある。 すべての「外国人特別サービス」マインドは、外国人は旅行客であり、韓国の文化・言語について全く知らないということが前提になっている。

最近、ソウルの繁華街を歩いてみると、赤いベストを着たボランティアメンバーが話しかけてくる。 旅行案内所だけでは足りないかのように、ボランティアメンバーを主要場所に配置し、外国人が景福宮(キョンボックン)への行き道に迷ったという仮定のもとで労働させているのだ。



【コラム】韓国人を苦しめて外国人を助けるのか(2)

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