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【噴水台】ユダヤ人と韓国人…教育熱は同じでも結果が違う理由(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
教育熱ではユダヤ人に決して劣らない韓国人はどうか。 老後資金と私教育費で子どもの教育にオールインするが、創意性教育は考える暇もない。 その代わりに論述指導塾に送る。 このように型にはまった思考力を持つようになった子どもの経済的独立は夢のような話だ。 あらゆる人脈を動員して就職させなければならず、結婚まで責任を負わなければならない。 さらにその次は孫の面倒までも見る。

大規模な教育投資に比べて韓国人の競争力が相対的に脆弱な理由はここにある。 とはいえ、この責任を親がそのままかぶるのは納得しがたいだろう。 多くは企業の責任だ。 創意性の代わりにスペックを見るからだ。 企業がこうであるため大学は就職のための塾になり、親は就職がいい大学に送ろうと、より多くのスペックを作ってやるのに余念がない。 このように就職した人同士で学閥を質して学縁をつくるため悪循環が続く。

したがってサムスンが今年の採用から高卒出身の事務・開発職を選ぶことにしたのは意味がある。 超優良グローバル企業としての自信の発露だ。 まだ数は少ないが、最初から大規模にできるものでもない。 社会貢献の意味だけではないと信じたい。 もしそうであれば、サムスンにも高卒就職者にも不幸なことであるからだ。 消耗的スペック構築に浪費する熱情を貯めて、創意的なエネルギーとして注ぐ貯水槽をつくることはできないのだ。


李勲範(イ・フンボム)文化スポーツエディター



【噴水台】ユダヤ人と韓国人…教育熱は同じでも結果が違う理由(1)

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