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北京を襲った“粉塵津波”が韓半島へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

中国北部地方の上空の様子〔写真=米航空宇宙局(NASA)〕提供。

北京をはじめとする中国北部地方の空が汚染した大気で覆われた。 大気汚染物質は西風に乗って移動し、韓半島まで広がっている。

米航空宇宙局(NASA)は18日、北京・天津・渤海湾・山東半島など中国北部地方が濃厚なスモッグで覆われた10日(左側の写真)と、スモッグが薄れて渤海湾の海が見える11日のアクア(Aqua)衛星写真を公開した。

粉塵濃度が1立方メートル当たり560マイクログラム(1マイクログラム=100万分の1グラム)となった10日、北京は視程距離が200メートル以下に落ちた。 このため当日の朝、北京空港では航空機43便が欠航となり、80便が遅延となった。 中国政府は春節(旧正月)を迎え、23日から粉塵濃度を公開するなど対策の準備に腐心している。


鄭用昇(チョン・ヨンスン)高麗大環境研究所長は「中国で発生した汚染物質が流入し、18日の忠清南道泰安(チュンチョンナムド・テアン)の粉塵濃度が大きく上がった。こうした状況は19日にも続く」と予想した。



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