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金正男「韓国、北の攻撃を受けても対応できない」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
五味委員は東京新聞ソウル特派員を経て、北京に赴任した04年、空港で金正男に偶然会って名刺を渡した。その後、金正男があいさつのメールを送って対話が始まった。その後は連絡が途絶え、2010年10月以降、対話が再開された。

五味委員は「初期にメールが何度か行き来した後、金正男との連絡が途絶え、彼の存在を忘れていた」とし「しかし2010年6月に中央日報の日曜版‘中央SUNDAY’がマカオで金正男に会ってスクープしたのを見て接触をまた試みた」と説明した。その空白のため、2010年3月に発生した韓国哨戒艦「天安(チョンアン)」事件に関する対話はなかった。

2人は金総書記の死去が公式発表された昨年12月19日にもメールをやり取りした。金総書記の追悼式が終わった12月31日には「北朝鮮では人が亡くなれば100日間は‘喪中’となる。この時期に何か新しい(自分に関する)ニュースが出てくれば私の立場が不利になる」とし「理解してほしい。北朝鮮政権が私に脅威を与える可能性もある」と伝えた。


しかし今年1月3日のメールでは「37年間の絶対権力を、(後継者教育が)2年ほどの若い世襲後継者が、どう受け継いでいけるのか疑問」と強いトーンで3代世襲を批判した。わずか3日間で両極端を行き来する心的動揺が感じられる部分だ。



金正男「韓国、北の攻撃を受けても対応できない」(1)

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