米国務省のアインホーン調整官(対北朝鮮・イラン制裁担当)、グレーザー米財務次官補(テロ資金・金融犯罪担当)らで構成された米国代表団が16日から3日間の日程で訪韓する。イランの核開発に対する国際社会の懸念が強まり、米国・欧州連合(EU)の対イラン制裁が強化されている。韓米両国もこの問題を協議する。米国が国防授権法に含まれたイラン制裁内容と履行計画を説明する席だが、事実上、米国が推進している対イラン原油禁輸措置に参加することを要求する訪韓だ。
米国とイランの間で韓国政府は困惑している。「コーラス(KorUS)」という名前の韓米自由貿易協定(FTA)まで締結した友好国の米国に対し、最大限の誠意を表示しなければならない。国際社会の責任ある一員として、イラン核問題の平和的解決に向けた国際社会の努力に参加する姿も見せなければならない。とはいえ原油輸入先を変更するのは容易でない。イラン産原油の輸入を‘米国が認める水準まで’減らさなければならない。韓国は昨年、原油輸入量全体の9.7%をイランから輸入した。SKエネルギーと現代(ヒョンデ)オイルバンクの関係者は「原油輸入契約が慣例的に20年ほどの長期で結ばれるため、取引先を変えるのは簡単なことではない」と述べた。
米国とイランの間で韓国政府は困惑している。「コーラス(KorUS)」という名前の韓米自由貿易協定(FTA)まで締結した友好国の米国に対し、最大限の誠意を表示しなければならない。国際社会の責任ある一員として、イラン核問題の平和的解決に向けた国際社会の努力に参加する姿も見せなければならない。とはいえ原油輸入先を変更するのは容易でない。イラン産原油の輸入を‘米国が認める水準まで’減らさなければならない。韓国は昨年、原油輸入量全体の9.7%をイランから輸入した。SKエネルギーと現代(ヒョンデ)オイルバンクの関係者は「原油輸入契約が慣例的に20年ほどの長期で結ばれるため、取引先を変えるのは簡単なことではない」と述べた。
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